GOD TALE tale.110の解説します

こんにちは。
クリエイティブデザインラボの岩崎です。

10月18日に私が参画してるyoutubeチャンネル GOD TALE神のみぞ知るお話の最新号が配信されました。

今回はメンタルシリーズの第3弾。
メンタルを崩すと人ってどうなる?について徹底討論というテーマでお送りしています。

今回はこの解説を速報でお知らせ。

GOD TALEとは

私が参加している、専門家による美と健康に関する専門チャンネルです。
今回はその一環として、メンタルが及ぼす体への不調についてシリーズ化。まずは一度ご覧いただくとよくわかると思います。

これを機に、どうぞぜひチャンネル登録をぽちっとしてください。
チャンネル登録はこちらから→  【健康追求チャンネル】GODTALE-神のみぞ知るお話し-

 

メンタル崩した思い出を回顧

メンタルを崩すとどんな影響が体に出るのか、実体験を含めてお話をしたのが今回の回。
私は10年と少し前、仕事の環境に追い詰められメンタル面を激しく落ち込ませてしまい、それが非常に悪い形で思考にも影響を及ぼしました。

 

当時は未熟すぎた?

私は小売業の出身で、その当時は新人店長でした。まったく縁のない土地に赴任し、できるかわからない仕事環境に放りこまれた状況だったことをよく覚えています。
新人店長ですが、配属されたお店は歴史のあるお店で、そこにはそこら辺の若い店長よりもはるかに仕事のできるベテランスタッフさんが複数いるというお店でした。
小売業あるあるですね(笑)

店長とはいえ新人のようなもの。社会人2年目で、同期で一番早くその肩書を持って赴任したものですから、当然現場サイドは値踏みから始まります。
マネジメント経験等がない状況で、しかもスタッフさんの方が仕事ができる。
当たり前のようにキャパオーバーの業務量が降りかかります。

そのうえ、まぁ個性の強い方がいて、非常に精神的に追い詰められました。(当時はそう思っていました)

正直なところ、「仕事に追い詰められて自殺を考える」という人の思考はとても理解できます。

状況説明はこれくらいにして、この追い詰められ方でどのように私の思考が変化していったのかをお話したいと思います。

 

仕事が嫌になる

とりあえず自分の能力のなさは棚の上なのですが、個性の強いスタッフさんのシフトによって、朝からの気分が違います。
今日はあの人が出勤だ、とわかっていれば、出勤直前はものすごく気が重い。
もちろん、作業は早いし、私ではつかみきれないお客様の導線や動向も長年の経験からよくわかってますから、これ以上にない戦力の方です。しかし、気難しい部分もあり、できない部分を徹底的に攻撃するような気質も持たれていました(と当時は感じていた)

不足していたり、うまくいっていない部分があればそれはう・・・(笑)
しかもさらに職場環境の問題もあって、私の心はどんどん病んでいきました。

 

記憶が飛び酒が増える

飛ぶといっても記憶喪失とかではないです。
思考が停止して覚えていない、という方が正しいかもしれません。日中が手いっぱいで、その日やるべき仕事ができないと、そのしわ寄せは休日に来ます。休みの日に溜まった仕事を片付けるなどは日常茶飯事で、これを毎日片づけられる店長はすごい人たちだなと感心したのをよく覚えています。
結局は要領の問題で、数年経てば私もこなせるようになりましたが。

たまの休みや、思った以上に早く片付いたときは、食材などの買い出しです。
一人暮らしだったので、その日のご飯を買いに行ったりするのですが、ここで記憶が飛びます。
というのも、お店に入ったのはしっかり記憶しているのですが、ふと気づくと、買い物後のビニール袋を手にぶら下げているのです。
その状態だから、お会計は問題なく済んでいるのでしょう。しかし何より驚いたのは、袋の中のたくさんのお酒。当然、かごに入れた記憶もありません。

そしてそのお酒は冷蔵庫に並ぶわけですが、スタッフさんに追い詰められて心身疲弊して帰ると、その酒の消費が始まります。やなことを忘れるというよりは、私の場合は「これで今日は終わり」という切り替えのために飲んでいたので幸いにも大量摂取にはなりませんでしたが、それでも多かったなと思います。

 

ついに来た。夜が嫌

そんなことをしていた日々が、精神的にいい訳がありません。
ある日一人部屋で酒を飲んでいた時、ふと時計が目に入りました。たしか0時とか1時とか、夜中だったと記憶してます。
そこで猛烈に思ったことは、「寝たら朝が来る」でした。

寝たら朝が来て、そしてまたあの一日が始まります。
その瞬間、ものすごく強い絶望感に包まれました。
そしてその絶望感は、包み込んだが最後、私を中々離すことはありません。絶望が心を支配して、夜になると明日のことを意識して、さらに心を沈ませます。そんな日が数週間~数か月続きました。

しかし、寝なければ明日に響きます。嫌だ嫌だと思いながら眠りについたこともあります。
泣きながら親に電話したこともあります。

それでも時間は無情で、必ず朝がやってきて、そして私は眠い頭、重い体を引きずって仕事に行っていました。

そんな日常が体にも、心にも少しずつ黒い影を落としていきました。
色々なことがどうでもよくなり、お店の数字は落ち始める。何も手につかず、休みの日は家から一歩も出ない。
やる気が起きないから、食事もしない。

相変わらず、夜になれば激しく心が揺さぶられるような日々でした。

 

人はきっかけで変われる

私は実は、今も昔も根っからの分析大好きっこです。
なぜ自分は給食を食べるのが遅いのかを自分で研究して克服するような人間です(笑)

さて、それまで心身ともにダメージを負い、セルフネグレクトのような日々を過ごしていた私に、ある転機が訪れます。
それは、今まで沈黙していた、「分析大好きな自分」が心の奥底からゆっくりとその体を起こし、

「さてと、そろそろ仕事してやるか」

と動き始めたのです。

正直言って、私にとってこれは奇跡に近いです。
冗談抜きで、この人生をなかったことにすれば楽になれる・・・と一瞬とはいえ本気で考えたからです。
そこまで追い詰められたことで、私の中の防衛本能が働き、本当の自分が本気を出したのかもしれません。

そして私は、時間をかけ、危機を脱しました。

いったい何をしたと思いますか?

それは・・・

次回のGOD TALEで解説します

お楽しみに。

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