初めて体験する夏休み が大人になっても出てきた

初めて体験する夏休み というものをまさかこの年でも体験するとは思いませんでした。
こんにちは。クリエイティブデザインラボの岩崎です。

今年の夏は暑い!なんてここ毎年言われているけれど、今年は夏が暑い以上に暑くなるタイミングが早すぎて、もはや6月くらいからうだっていたような気がする。
それでも残酷に暦は過ぎていくもので、今年は娘が小学校に入って初めての夏休み。

これまでは朝から学校に行って、日によっては学校後は放ディに行き(学童ではありません)・・・と、自宅仕事の多い私でも妻が仕事のある日は比較的一人で仕事のしやすい環境だったんですよね。

ところが、夏休みになればそんなことは言ってられない。だって学校がないんだもの。

そりゃ朝から子どもがいるのも当たり前(笑)

幸いに、放ディが週2~3で受け入れてくれたので毎日家にいるということはないが、それでも学校に比べれば間違いなく家にいる。

初めて体験する夏休み どう過ごす?

今まではすべてが自分主体で、だから初めてのことも多くあったが、しかし齢も40を迎えればだいたい初めてのことはなくなるものだ。
しかし、自分以外で自分の主体を構成する、子どもという存在の経験は、親にとっても毎年初めて尽くし。
この夏休みだって例外じゃない。

家にただいてゲームをしたり動画をただ眺めていたりは、そこから得るものも多いだろうが、毎日それでは有意義な日の過ごし方とはいいがたい。であれば、せっかく時間があるのだから色々な経験をさせたいともちろん思う訳だ。
ところが、である。

毎年暑くなるこの日本。熱中症の危険度も高まることが多く、晴れているからと言って気軽に外に出るのも怖い。
さらに娘は人が多かったり騒がしかったりすると、そういった環境では萎縮してしまうので行く場所も考えなければならない。
更にいうと、今年は秋に引っ越しを控えていてその準備も忙しい。

これは言い訳か?
これは適当に理由をつけて動かないだけか?
と思ったりもするが、しかし、どれも事実。行動しない理由にしている部分がないとは言えないが、しかしもっと頭を回転させなければならないだろう。

初めて体験する夏休み あえてこうやる

とまぁさんざん考えた結果、どうせどこにいっても混んでいるわけだし、であれば普段のことを少し色濃くしようと考えた。
妻の実家に出向けば畑がある。ナスやトマトの収穫体験をさせてみようと思った。
小学校で育てた朝顔は、観察という宿題が出たから朝顔を眺めていようと思った。


ふらりと買い物に出かけ、長時間ドライブに連れ出してみようと思った。

普段通りだけど普段と少し違うことをする。
脳生理学上はこれも有効。

本人がどうしても初めての場所や騒がしいところが苦手だから、有名なアミューズメント施設なんて簡単にはいけない。
逆に考えれば、条件が狭まることでアイデアを研ぎ澄ますことができるのだ。

そうやって、上手く夏休みを乗り越えたと考えよう。



初めて体験する夏休み で気づいたこと

実際に小学生の子の夏休みを通し、肌で感じたこと。
小学生の子のいるママ、ホントにリスペクト。例えば週末、子どもが家にいるというのは割り切れるかもしれないが、毎日朝からいるというのも中々のインパクト。
なにより3食用意しないといけないのだ。妻が仕事の時で私が家にいるときは当然変わるけれど、それでもこれが毎日あると考えれば、一般的にパパは外に出て仕事をしているわけで、そうするとこれは日々ママが担うことが多いわけだ。
自分が子供のころには、夏休みを全力で過ごすことしか考えてなかったが、振り返れば朝昼晩のごはんに困ったことはない。
ということは、母が毎日作る、もしくは準備をしてくれていたわけで、親の立場になった今、親のすごさを改めて感じるのだ。

毎年同じような環境や状況ではないとはいえ、しかし例えば6年生の子なら6年間夏休みを乗り越えた猛者のママ。ひょっとたら「面構えが違う」なんてレベルかもしれないと真剣に考えてしまうくらい、この夏の経験は強烈だった。

初めて体験する夏休み も悪くないかも?

確かに大変な毎日だったが、日がな一日子どもと一緒にいるというのも、子供の成長とともにどんどんその機会は失われていく。
そう考えると、とても貴重なのかもしれない。子どもの相手をしている時は、仕事のことや納期のことが頭をよぎってとてもそれどころじゃないのだけれど、毎晩ぐっすりと寝ている子供の顔を見ると、この一日も悪くないと思える。
同時に、ついカッとなって怒ってしまったりしたことを反省して、こっそり謝ったりもするのだ。

来年の夏休みは、少なくとも今年と環境が違う。どうなっているかわからないし、どんな夏を過ごすのかもわからない。
それでもまた、悪くない夏休みだったなと思えるように、なにか思い出に残るようなことをしたい。





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