イクメンという言葉 はこの世から無くそう
イクメンという言葉 はこの世から無くそう。
こんにちは。クリエイティブデザインラボの岩崎です。
就活チャンネルとして稼働中の私のスタエフチャンネル
「就活突破」
基本的に就活情報垂れ流しなのですが、時たま、しかも主に生放送で子育てとかパパの在り方についてお話ししています。
そんな中で、子育て関連の情報を発信されている親子の学び場マゼンタ様からお誘いをいただき、コラボ収録に参加してきました。
配信内容はこちら
コラボのテーマはパパの子育て。
イクメンという言葉 はこの世から無くそう と思っている私なので、お友達から誘われたとはいえ楽しそうだったので、誘われて即快諾。
この手のお話は、主たる業務の一つでもあるのでとっても面白いのです。
イクメンという言葉 はなぜ不要か
そもそもイクメンとは何か。
ちょっと調べてみたら
育児をするメンズ、すなわち子育てを積極的に行う父親を指す言葉のこと。近年、父親である男性も積極的に家事や育児に参加するようになり、イクメンと呼ばれる人が増えているのです。
参考:https://www.kaonavi.jp/dictionary/ikumen/
とあります。
馬鹿ですね
このサイトがどうこうではなく、こんな言葉が生まれてしまう世の中が。
少し読めばわかると思いますが、この出典内容はまんま
それやるのが父親って言うんじゃね?
と言うことです。
自分に子供がいるのに子育てをしないのは、父親でもなんでもない。
つまり、イクメンとは父親のことであり、正式名称がある以上イクメンという言葉はこの世から不要なのです。
さらに言えば、子育てをするからと持ち上げてしまうのもよろしくない。
ママと言われる人は生まれた時から子供の対応をしており、それはある意味自然な姿。そして世の中はそれを「当たり前」と認識しています。
ママは子育て当たり前、パパは子育て特別感。
おかしいでしょう?
親は等しく親。ママが専業主婦であるなら、パパと呼ばれる男は家事こそできなくても子育てはできる、と言うのが本来のあり方でしょう。
まぁあとは自分のことを棚の上に上げさせてもらうと、男の方が体力がありますから、「仕事で忙しい」で全ての免罪符になるなんてことはないんですよ。
それでもやろうとしないのは、典型的に男が甘ちゃんだからです。
イクメンという言葉 がなくなるには
なんでもそうですが、「こうあって欲しい」という願望がきっかけとなり、新しい言葉は生まれます。別の言い方をすれば、対局にある状況だからその言葉が生まれるというか。
そう考えると、男の育児参加に対する言葉が生まれている原因がわかる気がします。
今50代〜70代の方はとにかく働け!と言う時代。
しかし40代半ば以降は就職氷河期なんて言われる世代。
プライベートを犠牲にして仕事をすることをよしとしていた時代、お父さんはほとんど家におらず、子育て参加など夢物語。かく言う私も、ずいぶん父親は家にいなかった様に記憶しています。
しかし今は違います。
長時間労働が問題視され、休日はしっかりととる時代。
コロナも相まって家にいる時間がふえる人も多くなり、何より発信される情報に父親が子育てすることが前提となっているものが増えてきました。
つまり、時代がもう「子育てしない父親」を許さない。
従って、「イクメン」と言う言葉が使われなくなれば自然淘汰されます。
ではこれ、すぐできるのかと言う話なのですが、この文化が出来上がるにはまだ少し時間がかかるでしょう。
なぜなら、今会社において人事や働き方を決めるのはまだ子育てに参画しなかった男が多いからです。
今の時代の、言うなればムーブに乗れない。理解できない。だから、若い人が子育てに参加すると言うことに理解が追い付かないので、パパ本人に意識が高くても職場がそれを許さないとすると、うまく回らなくなってしまうものです。
と言うことは、それに苦しんだ人たちが今度マネジメントする側の立場になった場合、一気に時代が変わる可能性があります。
だからこそ、私は大きな声で今のうちから言うのです。イクメンという言葉 はこの世から無くそうと。
それが近い将来、絶対に子育てのあり方を変える。
私はそう信じています。