飛行機 に乗って

飛行機 は好きだ。滅多に乗る機会はないけれど、だからこそあの離陸する瞬間の、形容し難い感覚に包まれる瞬間も好きになれるのだと思う。

こんにちは。クリエイティブデザインラボの岩崎です。

滅多に乗らない 飛行機 だから、たまに空港に行って搭乗手続きをするための姿は完全にお登りさん。出発の便は羽田が多くて、それも間が開くから、いつまで経っても慣れないので、手当たり次第に聞くことにしている。
ご存知の方もいるかもしれないが、京急線の羽田空港ターミナルの駅について、第2ターミナルに向かうときにエスカレーターに乗る。
それを目的の階まで登ると搭乗手続きの場所に出るわけだが、私はここについた瞬間に思考するのをやめる。

まずは近くにいるANAの制服を着た方を捕まえ、スマホの画面を見せながら、行くべき場所をしていてもらう。
ゲートに着いたらやっぱり別の方を捕まえて、聞く。
こうやって、いく先々で聞くと間違いなくたどり着ける。

知らない場所で一生懸命思考するのは、私には時間の無駄だ。
それよりも詳しい人に聞いて、安心して目的地に到着した方がいい。



飛行機 に乗るときに苦手な空間

意外と同じことを考えている人も多いのではないかと思うのだが、保安検査場を通過するというのが苦手だ。
いろいろ質問したり、教えてもらったりが私の空港内での身の振り方だが、保安検査場はそんなことができそうな空気が一切ない。

考えてみればそれは当たり前で、飛行機に危険なものを持ち込ませないのが仕事なのだから、笑顔を見せるわけもないし、質問に答えたりしていたらその間に注視の目が鈍るからあまり質問にも答えない。
あのピンと張り詰めた空気も得意じゃないし、金属探知機のゲートをくぐる緊張感は何度やっても慣れない。
これは多分私の性格によることだから、何度やっても慣れることはないだろう。
しかも、ゲートを潜った後にX線検査を終えた手荷物を持つ訳だが、それをもう一度ポケットにしまったりするときにもなんだか緊張してしまって、非常に挙動不審になっている自信がある。

それでも声をかけられたことはないから、多分よくある光景なのだろう。
保安検査は当然やらなきゃいけないし、拒否感もない。むしろ緊張感を楽しんですらいるが、それでもあの空気感は苦手だ。



飛行機 がたくさん見えたりする場所

いくつもの空港を知っているわけではないからどうしても羽田空港がイメージになるが、散々緊張して保安検査場を突破すると、一気に搭乗前の空間が広がる。


大きなガラスが並び、待機している飛行機や滑走路に進んでいく飛行機が見えると、なぜだかテンションも上がるのだ。
保安検査場から搭乗口が遠いとその分歩くわけだが、それでもその大きなガラス越しにたくさんの飛行機が見えるのは悪くない。

空港を楽しんでいる、そんな感じすらある。

ところで、空港に来て展望台デッキに登ったことはあるだろうか。
今回帰路に着く際の空港で、随分と時間が余ってしまった。
実は午前中に仕事が入る予定で、なので意図的に開けておいたのだが直前にそれが亡くなってしまい、ありがたいことにこれでもかとたっぷり時間をかけてお土産を選ぶ時間すら生まれてしまった。
それでも時間がちょっと余り、空港に来たものの搭乗時間までまだ待機だ。なので、屋上に来てみた。

実にいい。

離陸する機体、着陸する機体。離陸準備に入る機体がさまざまな場所にいて、特に離陸までは管制官の指示が飛んでいるのであろう、スムーズな移動がわかる。
巨大な機体が轟音と共に飛び立つ姿は、いつまでも見ていられる。



飛行機 はどこに座る?

ところで皆さんは、飛行機はどこに座るだろう?こだわりを持つ人もいるし、そうでない人もいるだろう。
こだわるからには、安全性とかいざという時の脱出のしやすさとか自分なりに決めていることが多い人もいるのではないかと思う。
私はというと、席を予約する際、空いてさえいれば主翼の根元後方に座る。
なんでことはない。離着陸の時にフラップが生き物のように動くその姿が、たまらなく好きなのだ。


鉄の塊が空を飛ぶのもなかなか凄いことだし、もちろんそれは航空力学によるものだけれど、それを最大限に生かすためにフラップは動く。
くいくいと動くそのフラップを見ていると、人間の技術の凄さを目の当たりにするのだ。



飛行機 を楽しむ

乗るまでに大変だし、あまり日常に溶け込んでいない乗り物。何か特別な感じもして、同時にそこで働く人は多くの人の憧れにもなっている。そんな不思議な感じのする飛行機だが、たまにしか乗らないからこそまだ見ぬ魅力もきっとまだまだあるはずなのだ。

これから先の人生、どれだけ飛行機に乗る機会があるのかわからないが、しかしそれでもまた新しい発見を見つけたいと思う。





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