マスクで話す ってきついなって改めて感じた話

マスクで話す 、やっぱりきついですね。
こんにちは。クリエイティブデザインラボの岩崎です。

企業研修をやってきました。
昨年度もご導入いただいた企業様で、今年も引き続きでご依頼をいただく。
とってもありがたい。
だけど今年の大きく違う点は、待ってましたの対面研修。

オンライン研修もいいけれど、やっぱり自分はライブ感があった方がいいなと改めて思います。もちろん、研修の質に違いがないことや求められる効果を提供すること、何より高いご満足をいただくのはプロとしての矜持。
それでもやっぱり、受講される方が画面越しか目の前にいるかでリラックスの度合いが違うものだなと感じます。



マスクで話す このご時世

コロナの影響もあって、日常生活の必須アイテムとなったマスク。
マスクで話す という姿も当たり前になって、家族や親しい人を除き、目の前にいる人がマスクをせずに話していると違和感を覚えるほどだ。

それは研修も一緒で、講師として登壇してもマスクは必須アイテム。当然ながらマスクを外して飛沫対策をしない状態で話せば、注意どころじゃ済まないだろうと思う。
本当に面倒臭い世の中だと思うし、これがいつまで続くのかと考えるだけで辟易してしまうが、この「マスクをしている」という事実が相手に安心感を与えるとすれば、それはもはやマナーの一つかもしれないし、そう考えたら、自分の考えだの世の中云々だのよりは全体最適を考え、みんなに不快感を与えないことがマストな判断であることは猿でもわかるだろう、というのが私の考えだ。

そんな世の中なのだから、マスクで話す というのも必要なことなのだ。きついけども。



マスクで話す 時に厄介なこと

研修講師として登壇するとよく言われるが、私の声は通りやすく後ろの方まで聞こえるそうだ。実にありがたい特性だと思うし、産んでくれた親に感謝しなければならない。
また、「大きく通る声」という特徴らしく、聞いている方は聞きやすいともご意見をいただく。

大きい声は威圧感を与えやすいし、ある程度トーンを抑えめにしたほうが良いのだろうとは思うのだけど、会場全体に届く声を意識するとどうしても声が大きくなる。でもこれはしょうがない。
分かりやすいとお声をいただく以上、これが私のやり方と開き直るしかないし、同時に私の持つ最高の武器なのだろう。

ところが、大きく声を出すために必要なことが、このマスクで話す ご時世に思わぬ障害をもたらした。

それがブレス(呼吸)。

声は呼吸だから、大きな声を出すためには当然大きく息を吸わなければならない。
私の悪い癖でもあるのだが、比較的鼻呼吸よりも口呼吸が多く、講義中の息継ぎも口呼吸が多い。そうすると、マスクが呼吸のたびにベコッと口に張り付き、呼吸が制限されまた苦しい。
さらに、しゃべることで吐き出された空気が熱気としてこもる。
暑いしうざい。いやほんと。

マイクを貸していただいているのだから、いつもの声のトーンで話せばいいものを、やっぱりそこに力がこもる。これは完全に私の修行不足ですね。
話すときに手がせわしなく動くというのは、実はあまりいいことではないのです。見ている方にそれが視界に入ることで集中を阻害してしまう。重要ポイントを聞き逃してしまうかもしれないし、何よりその手が常にマスクをいじっているって、あまりいい印象にならないのはよくお分かりいただけるかと思います。

なので、私の悪い癖がマスクの相性最悪なのも、よくわかると思います。



マスクで話す これからの対策

そもそもマスクなんてなければこんな問題は発生しないのですが、しかし存在する以上はしょうがない。
なので考えるべきことの一つで「口と距離のあるマスクを選ぶ」というのはとても価値のある判断かもしれない。もしくは鼻呼吸が楽になるマスク。
私自身の呼吸法も改善の余地がありますが、それでもまずはアイテムを探してしまう(笑)

これからの時代、間違いなくマスクって当たり前のように生活に入ってくると思うんですよね。というのも、コロナ前まで、人によってはマスクをされている方は確かにいました。しかし、今はそれがある意味常識として身につけるものに変化しているので、これをもう一度無かったことにするのは容易ではない。
(ただし、反動で嫌悪感を持たれる存在になる可能性も十分にある)

マスクで話す ことはある意味常識になったけど、それでも子供への着用は反対が多いし(私も反対の立場)、メディアでもマスクレスの映像は多くなってきた。有識者の意見も非装着推奨が増えてくるなど、また時代の変わり目になっている気がします。

それでも何となく、職場や公共の場では外すことはまだまだ憚られる。
私のような研修の場では、講師と受講生の距離をとって講師は外すのがおそらくは一般的になるのではないかと思います。

マスクで話す ことに慣れている今、ひょっとすると国民全体の肺活量の平均は向上しているかも知れない。
個人的には、早くマスクは外したいなぁと思うのは、2年前から変わっていない。





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