就活生の悩み はこう回避しよう
就活生の悩み は尽きないですね。
こんにちは。クリエイティブデザインラボの岩崎です。
今年は知り合いの方から依頼を受けて、無償で一人だけ就活サポートを行なっています。
仕事として展開するつもりはなくても新鮮は情報が欲しいなと思っていたところだったので、優先度は低いけど、という条件でこの話を受けました。
<就活生の悩みは変わらない
就活生がよくいう悩みはいつの時代も変わりません。
- ESって何を書けばいいの?
- 志望動機の書き方は?
- 面接で何を喋る?
この辺は鉄板。マジ鉄板(笑)
ただ、就活をするにあたって外せないのは「自分てどんな人間なんだろう」っていうことですよね。
実際には、自分のことがわかるってすごく難しいのですが、しかし就活ではこれを求められます。
そしてそれを『自己分析』と言います。
実は就活というのは、この自己分析が8割と言っても過言ではないのです。逆にいうと、ここが甘いと就活が難航する、とも言えます。
就活生の悩み 自己分析とは?
就活生の最大の障壁でもあり最も重要なポイント、自己分析。
就活での企業って、実は3つのことしか聞いてないんですよ。
- 何をしてきたか
- 何ができるか
- 何をしたいのか
これだけ。
これが姿を変えて、
- ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)
- 専攻科目(卒論の研究内容)
- 志望動機
というものになってくるのです。
つまり、自分がどんな人間なのか、ということがさまざまな角度から分析できていれば、書き方はともかく「書くネタ」は出来上がるということです。
ところが、です。
この自己分析にはやり方があります。それができていないと、かなりしんどいです。
それを教えるのが大学の就職課だったり、有志でやっている就活サポーターだったり、先輩だったりがいるわけですが、それなりにわかっている人でないと厳しいでしょう。
表現はよくないかもしれませんが、効果的かつ有効な自己分析を自分の力だけでやるのは、相応に偏差値の高い高学歴大学の学生ぐらいだと感じています。
それだけ、自分を客観視するって難しい。
じゃぁ自己分析のテンプレートを作って穴埋め形式でやればいいじゃない、と思うかもしれませんが、重要なのは効果的に当てはめられるかどうかで、テンプレートでは個人レベルの深掘りはかなり困難だと感じています。
22卒の人には難しいかもですが、23卒の人は信頼できる人とともにしっかりと自己分析を進めましょう。23卒の人の自己分析完了の目安は2021年の12月です。
就活生の悩み お祈りからの立ち直り
お祈り、ってなんだかわかりますか?
私たちはビジネスシーンで、「ますますのご活躍をお祈り申し上げます」みたいな文章を打ったりするわけですが、これです。
選考の結果、残念ながら次に進めない学生に対して企業はメールを打つわけですが、この時の締めの言葉で「お祈り申し上げます」を使うことから、就活生の間で不採用や落選を揶揄する意味でも「お祈りメール」と呼ばれ、今は略して「お祈り」と呼ばれます。
基本的に人は否定されたり拒絶されたりすることに強くありません。
志望度が高い企業であれば当然それなりに準備するし、想いも強い。だからこそ、そこからお祈りをもらうとダメージでかいですよね。
また、とりあえず練習と思って受ける企業でお祈りもらおうものなら、自分の力不足を疑い正常でいられなくなり、これまたやっぱりダメージ。
お祈りメールは破壊力抜群です。
そんな時には、私はこう伝えます。
「そこに行っても輝けないって神様が言っている」と。
実力不足かもしれません。本当にその会社に合わないのかもしれません。
それは人事の人にしかわかりません。つまり、そこにやいやい言っても、もうどうしようもないのです。
気持ちを切り替えることが大事。とは言え引きずることは引きずる。
だからこそ、なぜお祈りを食らったのかを分析することも大事。
お祈り貰いすぎて麻痺しちゃう人もたまにいますが、そうではなく、しっかりと切り替えましょう。
就活生の悩み どんな仕事があっているか
就活生は、口では違うことを言いつつも心の中では「内定ゴール」や「仕事が目的」と考えてしまっている学生がいます。
これは世の中の仕事をしている人全てに言えることですが、仕事は目的ではなく手段です。
「世の中にはそんな悠長なこと言えずに働いてる奴だっているんだよ!」というお言葉、よくわかります。それしか選択肢がない仕事をやらざるを得ない方もいるでしょう。
ですが、自分が世の中にどんな影響を与えたいのか、その手段としてどんな仕事をしたいのか、を考えることは誰にでもできます。今は選べずとも、その思いを温めることはできます。
それを踏まえた上で、就活生の悩み でもある「志望先」についてはその会社がどう言ったことをやろうとしていて、何をもって社会に貢献しているのかをしっかりと調べ、自分がどんなことを成し遂げたいのかとのマッチングを考える必要は不可欠です。
仕事内容や会社名だけで志望先を決める学生は毎年います。その人の人生ですし、どういった選択をするのも自由です。
ですが、名前や憧れの仕事を目指しただけで志望しても通りませんし、仮に入社してもすぐにくたびれてしまうでしょう。
なぜなら、仕事を遂行する目標や動機があまりに弱いからです。
ですから、サポートする学生には、とことんイメージを聞くようにします。
ミスマッチを出したくない、その人が全力で仕事に取り組める環境を手に入れて欲しいと思うからです。
就活生の悩みは今だからこそ悩め
就活というのは、大袈裟かもしれませんが、あなたの人生をある意味決めると言っても過言ではないです。
その会社に一生勤める、という意味ではなく、学生という社会から保護された立場から、社会に出て行く瞬間で、そしてその方向を自ら選ぶ瞬間です。
そこの選択・判断・決定は良くも悪くもあなたの人生に大きな影響を与えます。
だからこそ、就活生の悩み としては重大です。
何より、「新卒」というカードは大抵の人が1枚しか持っていません。そしてそれは企業を選ぶ上において最強のカードです。
だからこそ、ここぞというときに使わないといけません。適当な会社でそのカードを使い、1年で辞めてしまう・・・これほど勿体無いことはない。だから、使い所を間違えたくない。
ですから私は、就活生にこう言います。
「この先の40年、50年の自分の人生を輝かせるために、数ヶ月本気出しても損はしない」
絶対に損しません。ほんの数ヶ月、色々我慢してめちゃめちゃ努力して、本気で取り組んだ結果、自分が満足できる人生が手に入るかもしれないと思えば、努力できるのでは?と思います。
一人では難しいです。だからサポートしてくれる人が重要。
就活の数ヶ月、めちゃめちゃ本気になってみましょう。