テレワーク始めました
こんにちは。
クリエイティブデザインラボの岩崎です。
さてさて、普段は仕事中に時間を作って更新することの多いこのブログですが、しばらくは朝の投稿にしていこうと思います。
というのも、この記事を執筆現在、猛威を振るう新型コロナウイルスの問題を受けて、日本政府がついに緊急事態宣言を発令。7都府県を対象にした宣言ですが、職場が東京の私は思いっきり対象。少し前からテレワークを考えていたのですが、締め切りの近い案件が多く、なかなか踏み切れませんでした。
しかし、一通りの業務が落ち着き、遠隔での業務に支障がないと判断したため少し前にテレワークに切り替えることにしました。
テレワークを始める前に
とはいえ、ご想像の通りいざ始めるとあっても簡単なことではありません。休むのではなく仕事をする場所を変えるわけですから、当然相応の下準備が必要になります。
では、私がテレワークを進めるにあたっていったいどのような準備をしたのか、お伝えします。
テレワークの準備① 業務棚卸
そもそも、テレワークは『会社でなくてもできる作業』でないと実行は不可能です。そこで私は、まずテレワークが可能なのかを調べるため、現在の業務を棚卸しました。
すると、面白いことが分かりました。
私の業務を棚卸すと以下のものに分類できます。
- 動画編集
- webサイト構築・編集
- テキスト作り
- 企画書作成
・・・これ、PCあればどこでもできますよね。
むしろ「気分を切り替える程度に出勤してる」ような状態で、出勤の必要性すら疑われてしまう内容です(笑)
ということで、業務はテレワークでも支障ないようです。
テレワークの準備② 環境整備
業務において最大のネックは、動画編集でした。というのも、これPC選ぶんですよ。私の動画編集用のメインPCはi7-7700、GTX1070、メモリ32GBと完全にそれ用にカスタマイズされたもの。
扱う動画の容量もでかいので、そこら辺のノートPCでは通常と同等のクオリティでのテレワークは不可能です。さて、どうするか。
少し考えましたが、答えは簡単でした。
家に送ればいいじゃない
というわけで、このパソコンを注文した時に送られてきた段ボールは保管してあったので、それを利用して自宅へ配送。
同時に、普段使っているマウスやキーボード、データとして手元にあって欲しい外付けのHDDを送り最低限必要なものを厳選し環境を整えました。
そしてその数日後、我が家に届いたパソコンをセッティングし、晴れてテレワークの環境を整えました。
テレワークを始めてみて
というわけで、いざ職場に行かなくなっても週末だったり予定していた業務があったりでなかなか完全移行はできなかったわですが、本日現在で約3日ほど。
実際にやってみてどうか・・・ということですが、まぁ想定通りですね。思った以上に色々なことに時間と気が取られます(笑)
子どもの遊ぼう攻撃とか、アルコールの誘いとか、テレワーク最大の敵は私の前にも立ちはだかり、そして想像以上に早い時間に撃沈します(笑)
しかし、テレワークをしたことでいろいろと収穫もありました。
それはZOOMなどをはじめとしたコミュニケーションツールの便利さが分かったり、Facebookなどを活用した新しいビジネスのやり方が検討できたり、などなど。
時間を決めて、指定の場所に集まって話し合いをするのが会議ですが、改めて「物理的に動く必要は必ずしもない」というのを思い知らされました。その時間にPCに座って、みんなの顔を見ながら進めればよいのです。
『顔を合わせることに意味がある』というのは、集めたい人のエゴであるとも言えるかもしれません。
テレワークの今後
今回のコロナ問題で一気にメジャーになったテレワークですが、これは完全に新しい働き方であるといえます。
物理的なものを扱う仕事は依然として残りますが、それでも少なくはなるでしょう。
また、パソコンがあれば完結してしまう、ないしは『オフィスという空間がなくてもネットワークがあればよい』という仕事においては、より広範囲でテレワークや場所を選ばない働き方が進むと思います。
これは、同時に働き方を変えますし、不動産事情も変えます。
オフィスというものが必要なくなる、もしくは今より狭小でも問題ないとすれば、大きな箱はその存在意義を失います。
また、マイホームにしても、小さい部屋でこもって仕事ができる空間のある物件が必要とされるでしょう。
テレワークというたった5文字の言葉ですが、経済そのものを大きく変える力を持っています。
この流れに乗り切れない人は、今後かなり仕事の進め方に難しさを感じざるを得なくなるでしょう。
思うところ、書きたいことはたくさんありますが、とりあえず私はテレワークを始めたことで多くの発見がありました。
そして、『どうやったらより効率よく仕事ができるか』ということに脳みそが動き出しました。