ある程度情報を仕入れたら創意工夫せよ

こんにちは。
クリエイティブデザインラボの岩崎です。

突然ですが・・・

ビジネスで成功するための最短の位置をご存知ですか?

それは、『成功者の真似をする』ということです。

成功者の真似というのは、すでに成功しているやり方をそのままトレースするということですから、上手くいく確率が高いのです。ですから、過去の色々な経営者の方も、【真似をする】【模倣する】ということを結構推奨しています。

先にお伝えしておきますが、ビジネスは聖人君子ではできません。金銭的見返りを求める以上、それはボランティアではないからです。ただ、どうでもいいところを聖人君子でいたい、いて欲しいという人は一定割合いて、
「それはマネだ!パクリだ!」といいアイデアに反論する人、
「それくらいやってよ」と、自分な絶対に引き受けない面倒を、当たり前のように押し付ける人もいます。

そもそも勘違いしてはいけないのは、出来上がったものを真似るという行為、音楽や絵画といった創作の世界ではそれを『盗作』と呼びますが、ビジネスの世界では、それを『競争』と呼びます。

また、金銭的対価は文字通り『対(つい)となる価値』つまり釣り合う、対等なものなのです。
従って、本来は払う側の方が偉いとかそういった立場の違いは起こらないはずなのです。

成功にはまねをしろ?

さて、ビジネスに成功したかったら真似を・・・というくだりですが、これを真似てうまくいく人とそうでない人がいます。
上手くいく人は、そこにそもそもの腕やセンスなどたくさんの要因がありますが、失敗する人はだいたい共通しています。

それは
『いい部分だけを丸パクりする』
『すぐに効果が出ると思っている』
ということ。

ビジネスの成功はたくさんの失敗の上に成り立っているものです。
いらないものがそぎ落とされて完成したものですから、それをそのまま真似をするのはいいことなのですが、いかんせん『目に見えているもの』だけを真似しようとすると失敗します。本来、そのビジネスの仕組みやセンスを真似すべきなのに、目に見えているものだけを真似しようとする。それでは上手くいく訳がありません。
それは、『上手いダンサーが躍る曲の振りをただ完コピして、そのグループと同じ人気を持てるか?』というのと同じです。
そのダンサーが犠牲にしてきた時間、ダンスにかける思いを理解し、真似することで、初めてそのダンサーと同じくらいの実力を持てて、且つ同じような人気を持てる“可能性がでる”というものです。

ビジネスの成功までの道のり

ビジネスで成功した人が、昨日思いついたアイデアで1週間後に億万長者になるわけないんです。本来はじわじわと成長してきたのに、成功という結果しか見ていないからすぐにできると錯覚する。

成功者を真似しようとして失敗するパターンはだいたいこの2つです。そして、これを選択する経営者は本当に多い。
そうすると、ネット上で

『コーチ、コンサル、セラピスト、士業、カウンセラー必見!』
みたいな詐欺に等しい広告が跋扈するわけです(笑)

うまくいった人は、そもそもノウハウを伝授している時間なんてありません。ですから、暇そうにネットに広告だして儲かる話垂れ流すこと自体が、不自然なんです。

それにね、その人が月に100万稼ごうが、1億信者からだまし取ろうが、あなたには何の関係もないことなんです。簡単に惑わされないように。

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