オンラインセミナーでやっちゃいけない3つのこと
こんにちは。
クリエイティブデザインラボの岩崎です。
コロナ問題で脚光を浴びた学びの方法、オンラインセミナー。
これまでもやっていましたが、やはり直接会って話したい、画面越しではリアリティがない等の理由であまり注目されていませんでした。
しかし、外出自粛の流れを受けて、注目をされてきた(というより選択肢がそれしかなくなった)この方法。
当社はエンジニアとして様々なセミナーの下地作りのお仕事もいただいていますが、やはり部屋を用意して受講生を呼ぶいわゆるライブのセミナーとオンラインでのセミナーは全く作りが違うなと感じました。
今回は、その経験から『オンラインセミナーを仕掛けるとき、やっちゃいけない3つのこと』をお伝えします。
結構、これやっている人多かったりします。
これを参考に、自分がオンラインセミナーをやるときにはやらないようにしてくださいね。
オンラインセミナーでやっちゃいけない3つのこと
その1 一方的にしゃべる
最初に最も大事なこと。そして大体の人が気づいていないこと。
画面越しの反応って、実はすごくわかりにくいんです。例えば学校で先生が話すとき、生徒の顔色や反応を見て話し方を変えたり、復唱したりしますが、オンラインセミナーではそれが驚くほどわかりません。ですから、話す方はついつい『みんな聞いてくれている』と錯覚して話してしまいます。
そうするとあら不思議。とってもつまらない、一歩通行のセミナーの出来上がり。
話す方はたくさん話せて満足、聞く方は全く面白くない、そんなセミナーが出来上がるのです。
アンケートにはさんさんたる結果。そんなセミナー、やりたくないですよね。
その2 画面が変わらない
オンラインセミナーでは、驚くほどに主催者側に負担がかかります。しゃべる負担ではなく、段取りの負担です。
というのもライブでセミナーをやる場合は、大体の人が登壇(もしくは前に出る)して、パワーポイントをプロジェクターで投影し、それをプレゼンのように話す・・・ということをやるのではと思います。
それは視覚的影響が強いので最も効果的なことの一つなのですが、そもそも環境が整っている大前提があることを忘れてはいけません。
オンラインセミナーでは受講者が見ているのは画面です。広い空間ではありません。
ですから、主催者側もしくは話し手はそれを踏まえ、必要な資料を展開し、受講生を飽きさせないように視覚的な工夫を凝らすことが必要です。
その3 相手の負担を考えない
ライブでのセミナーでも、オンラインセミナーでも必ずいるのですが、ステージを独壇場と勘違いしてしまう人がいます。話し手はあくまで伝えることが仕事で、重要なことは受講生にどれだけ効果と浸透があるかなのです。
ですが、この『聴衆が聞いてくれている』ということが高揚感に変わり、変な勘違いを起こします。自分の話を聞いてくれている、話すのだからこれだけの時間をかけないとだめだ・・・と自分本位に考えだします。
その結果、長時間の聴講を強いたりします。
オンラインセミナーで、パソコンの画面に向かっていられる時間には限界があります。
それを無視すると、単に苦痛でしかありません。
面白い、聞きやすい、ためになる、残る、そんなオンラインセミナーって何だろう?と分析することをおすすめします。
オンラインセミナーではオンラインセミナーのやり方がある
これまでライブでセミナーをやってきたからと、オンラインセミナーをそのままの感じでやろうとする人がいます。しかし、これは大きな間違いです。
オンラインセミナーをやるのであれば、それ専用の組み立てをしないといけません。
今回、色々な形のセミナーにエンジニアとして参加して、よくわかりました。
もちろんセミナーの軸は同じでよいのです。あくまで方法が異なるというだけ。
今回はやってはいけない3つをお伝えしましたが、逆に『これをやるとよい』というのも当然あります。
それは・・・オンラインセミナーでやりましょうか(笑)