冬でもTシャツ短パン少年への対応は理想の子育ての塊だ

こんにちは。
クリエイティブデザインラボの岩崎です。

先日の「ママ必見!『冬でもTシャツ短パン少年』徹底解説」をお読みいただきありがとうございます。
読んでいただいた方からちらほらと、「いたいた、あんな男子(笑)」という嬉しい?感想をいただきます(笑)

さて、『冬でもTシャツ短パン少年』ですが、正直言ってその思考理解できないですよね。
もしもご自分のお子さんがこの選ばれし戦士に立候補しそうになったら、いったいどんな子育てをすればいいでしょうか。

今回は、そんな「ちょっと何考えているか理解できない」系の子どもの子育てについて触れていきます。

 

もしもわが子が冬でもTシャツ短パン少年になり始めたら

寒くなってきたな・・・と気温で暦を感じる日々。衣替えの準備も完璧で、自分も長袖の出番が増えてきたり、今年もあのジャケットが着れるかな・・・などと考え始めているにも関わらず、わが子が出す洗濯物は常時Tシャツ一枚。

なぜだ!

そんな感情になりますよね(笑)

わかりますわかります。何がわかるって、「何考えているかわからない」というお悩み。よーーーーーくわかります。
でも、前回の記事の通り、本人はなんも考えていません。

ですから、何とか厚着をさせようとか、考えを改めてもらおうとかしても、無駄です。
この時の対応として最も良いものは

ほっておく

です。

 

冬でもTシャツ短パン少年はほっておく?

誤解のないように先に申し上げておくと、無関心になれ、という意味ではありません。
そうではなく、「冬でもそのかっこがしたいのね」と認めてあげて、そこは基本的にノータッチです。それでもその服装が気になるときはこんな声かけ。

  • 「今日も頑張ってるな」
  • 「あなたらしいね」

言葉は極端に言えば何でもいいのですが、そのかっこ「イイネ!」と本人の思考と行動を認めてあげることです。

本人も、寒いのはわかっている。厚着をすべきなのが常識なのはわかっている。
しかし、寒さと厚着の関係性が重要視されていない少年にとって、ママの忠告は響きません。むしろ、みんながそうする中であえて自分の意志で違うことをし、それを貫こうとする。その子供の判断を認め、ほほえましく見守ってほしいなと思います。

冬でもTシャツ短パン少年の心は親の言葉がぶっ壊す

冬でもTシャツ短パン少年に限ったことではないですが、子どもの心は親の言葉一つで簡単に壊れます。
子どもの、自分への信頼感情をはぐくむことは親のやるべきことですが、その分、うっかりと発言したことが子どもの自尊感情を大きく傷つけることにもなります。

冬でもTシャツ短パンで学校に通えば、そりゃ高確率で風邪ひきます。
子どもも、風邪をひくリスクくらいわかっています。でも、ここは譲れない。(ほんとに意味不明な思考ですね)

普段から「風邪ひくよ」「半袖なんておかしいよ」などと(本人は)注意喚起(のつもり)をしていた分、いざ風邪をひくと思わずこんな風に言っちゃいます。

  • 「ほらご覧。やっぱり風邪ひいた」
  • 「あんなかっこしてるから」
  • 「自業自得だよ。あったかいかっこしないから」

言いたくなりますよね。せっかく色々注意していたり、あきれて放っておいたりしても、ちょっと嫌味言ってわからせたろ・・・と。

それはね、
子どもが自分の意志で頑張っていることを親がバカにして、子どもの失敗に追い打ちをかけているんです。

つまり、そういった対応は子どもの頑張りをバカにしてるんです。
それでいて、「子供には思いやりのある子に育ってほしい」とか馬鹿なこと真面目に言うのです(笑)

冬でもTシャツ短パン少年に対して最適な対応は?

まず、冬でもTシャツ短パン少年の思考はママには理解できません。この少年に限らず、自分の理解が及ばない子供には、そもそも支配はできません。
したがって、他人に迷惑をかけたり、社会通念上問題があったり、著しく健康を害しないものである以上、子どものやりたいようにやらせておきましょう。

そんなん言っても、「寒そうだ」「みんなと違う服装はおかしい」「いうことを聞いてほしい」なんて言われますが、

寒そう・おかしい、は、あなたの感想
いうことを聞かせたいのはあなたの支配

なんです。

つまり、子どものことを考えているようで、自分のために考えています。

なので、やらせておく。本人がギブアップするまでやらせましょう。
そしていざ風邪をひいても、嫌味を言わない。

自分が頑張っていること失敗して、嫌味言われたら嬉しい!なんて人はいないと思います。
なら、子どもにも言わない。

風邪をひいたら、いつも風邪ひいた時と同様に対応してあげる。それでいいんです。
高校生になるまでそれを貫いて風邪をひいたら、それはもう本人からアクションない限り、声すらかけないでOKです。

子どもは意外なほどによく考えています。
ですから、子どものやりたいようにやらせましょう。そしてその中で多くのことを学びます。
風邪をひくのも、経験です。自分の限界を知ることができます。
その学習の芽を、良かれと思って注意することで親が摘んでしまうのです。

自分の理解の及ばない子供になってきたら、それが社会通念上問題のない独自性なら、やらせましょう。
注意するな、というわけではありません。が、可能性を搾取してしまうような支配はやめ、放っておきつつその行動を認めてあげてください。
つまり、手出し・口出し無用なんですよ。

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