新元号『令和』

4月1日、5月1日から使用される新元号が発表になりました。

その元号は『令和』

個人的には響きも意味も由来も含めて、結構好きです。
ちなみに、とてもマニアックですが令和の『令』の中ですが、『マ』みたいのと『刀』みたいのとありますが、これはフォントの違いです。

行書体では『マ』、明朝やゴシックでは『刀』になるケースが多いです。

想いを込める

さて、おそらく、世の中の子を持つ親のほとんどが同じだと思うのですが、子に名を授ける時にものすごく名前というものを考えると思うのです。

私は子供の名前を考えるとき、漢字のつくり、意味、読み方、組み合わせ、響きなどを調べ、人生で一番漢字に向き合いました。

その経験があるから、この令和の意味や由来、込められた想いみたいのをじっくりと考えてしまいます。
これは最早癖みたいなもので、テレビや雑誌といった情報媒体においても、そこで拝見したお名前を見て『どんな思いでこのお名前にしたのだろう?』と考えてしまいます。

新元号『令和』の漢字の持つ意味

では、この新元号ですがどんな意味があるでしょう?
その意味を考えれば、“なるほどな”と思ってしまいます。

令には『いいつけ』のほかに『立派』『尊敬』という意味をもちます。
これに王へんの『玲』は澄んだ音を表す言葉で、立心べんの『怜』は聡い、賢いという意味を持つ時になります。ポジティブな意味を持つ漢字の元になる、とてもいい字だと想います。

和とは『互いの大切』『協力』、そして『平和』という意味がある。

なにより、令和として「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められている」と安倍総理が述べているし、色々な分野の有識者が色々な思いを持ち寄った中で生まれた言葉なので、思いとともにこの響きも自然に馴染んでくるでしょう。

当然、何としても反対の立場をとらねばならない人もいるわけで、そういった人は、この元号の決め方が不透明だの、令は命令の令だなどと声を上げる人もいます。

不透明なんてどうでもいいし、『社長令嬢』とかの使い方を知らないのでしょうか。
とりあえずなんでも文句を言うような人は、常に何かに焦っているような人です。その心理とそうならないために必要なことは、このブログの中でいずれ語ります。

今年が元年

いずれにせよ、5月からは『令和元年』
かっこいい響きじゃないか。出典も、漢字も、日本らしくてそれがいい!

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