あなたの考えはもう古い?今までの仕事の常識は通じない!
こんにちは。
クリエイティブデザインラボの岩崎です。
変化に対応できる者のみが生き残れる・・そういったとされているのはダーウィンです。
この言葉はビジネスの世界でもイヤというほど使い古されていまして、しかし時代の転換期を迎えた今は、改めて大事な考え方でもあります。
さて、学校教育が変わると社会がどう変わっていくと思いますか?今回は、少し具体的に予測をしてみましょう。
20年後の未来は?
そうそう、2019年4月には経団連の会長がついに『終身雇用の維持はもはや不可能』という発言をしました。この一言からも、昭和から平成半ばまで言われ続けてきた神話は確実に崩壊したと思います。
その上で、今課長職レベルの方、40歳前後の方が大学を卒業して新社会人になった時代、企業はまだ組織の意識、トップダウン思考も強く、組織に所属した以上組織は絶対!という風潮が常識でした。
また、年功序列バンザイの企業も多く、言葉は悪いですが能力が低くても部下を持てる時代でした。
ですから、「上司命令だ」「やれと言ったらやれ」ということがまかり通ってました。
実際に当時読んでいたビジネス書やその類の雑誌を見ても、“毅然とした態度”だけでなく、“命令であることをわからせる” “まずは動かす”的なものが多かったと記憶しています。
今のビジネス書を読むと、それはずいぶんと変化してきました。
というのも、例えば上司の指示として「やれ」と命令したとします。従そしてその指示を受けた部下ができないとします。
従来の考え方ですと、それを実施できない部下に能力がないとされてきました。
しかし今の時代は「説明できない上司のマネジメント能力がない」と判断されます。
さらにいうと、じゃぁそうならないようにとやり方を手取り足取り教えるのもまた、指示の出し方に無駄な時間をかけているという形で、指示を出す側の評価に響きます。
かつての気合い・根性・見て盗む的な文化を当たり前のように享受してきたミドル世代にとっては実に仕事のしにくい環境になりつつあると思います。
学校教育で醸成される力
これからの学校教育を受ける子供たちは、理論的な思考と自分の意見をもって授業に臨むことを求められます。
従って、それが常識になります。ですから、『〇〇は××である』『△△によって□□になる』という思考でコミュニケーションを取ることがある意味当たり前になります。
ですから、『(目的)のために(この作業)して』という指示が当たり前になります。
そう、いま“指示がわかりやすい” と言われる上司の指示の出し方は、これからの時代“できないと話にならない”スキルになるということです。
これまでの仕事の進め方やの常識は、令和の時代にはもう通用しません。
なぜこれをやるのか、要するにこういうことだ・・・こういった思考を常に考えて仕事を進められる人間。
このように変化をしていかないといけない時代になっていきます。
そのためのヒントは、このブログでも、講演会やパパカフェでもたくさんお伝えしていきます。どうぞ、長く長くお付き合いください。
ちなみに変化できないとどうなるか。
あなたがミドル以上の年代になったときに言うんです。
「近頃の若い者は、話が通じないね」と。通じないのは、あなたなんですけどね(笑)