見られやすい動画 はこう作る

見られやすい動画 は工夫次第。
こんにちは。クリエイティブデザインラボの岩崎です。

さて、いきなりですがこの投稿の1ヶ月程度前、こんな動画を作りました。

はっきり言って、完全実験用動画です。
私の梅澤美波さん推しは間違い無いですが(笑)、ご本人の知名度を含め、現在日本屈指の知名度を誇るアイドルグループであろうことを考え、それがインプレッションにどう影響するかを分析しました。

分析結果はこんな感じ。

なんでこれを行ったのか、というとチャンネル登録者数も無いに等しい状態で、色々と仮説を立てた内容がどのように変化するのかを知りたかったからです。
登録者数がいなければ、純粋にSEOに強いワードがどう影響を及ぼすかがわかりますからね。

では、どんな検証を行ったのか述べます。
いうて、分析のプロでは無いのであらかじめご了承ください。



見られやすい動画 のための準備

ブログをはじめとしたウェブ情報は見られないと存在していないのと同じです。
ということは見られるための工夫が必要です。
そこで、検索されやすくするのが基本的な方法の一つ。このように 見られやすい動画 にする工夫をSEOと言います。

SEO(エスイーオー)とは、Search Engine Optimizationを略したもので、日本語にすると「検索エンジンの最適化」です。検索されやすくする工夫と覚えると良いかもしれません

今回の実験を閃いた段階で、私が参加しているYouTubeチャンネルで意図的に梅澤美波さんのお名前を出して収録しました。
そして見られやすい動画 をテーマに冒頭の動画を作ったわけです。

乃木坂46、梅澤美波さん、これらのキーワードはおそらく毎日何万件と検索されているでしょう。
つまりそれだけ、「サイトを見る可能性のある人がいる」ということです。
ですが、検索されやすいということは、同じようなワードが大量に溢れている、ということでもあります。
それを踏まえて、この番組名にしたわけです。
もちろん、見られやすい動画 としてはYouTubeのSEOとしては概要欄も重要な要素です。そこにも色々と手を加えました。
そうやって出来上がったのがこの動画です。

見られやすい動画 の構成のために

見られやすい動画 にするために、題名は絞ります。というのも「乃木坂46」と「梅澤美波」さんそれぞれのキーワードは大量に検索されます。
しかし、その二つが合わさると、コアなファン以外に絞られるのでは?と考えました。というのも、全てのYouTubeアカウントにはそれぞれの使用者に合わせたアルゴリズムがあり、普段から「乃木坂46」と「梅澤美波」を検索するコアなファンには、検索やおすすめに出たところでサムネで中身を判断され、見られることはない。

しかし、この二つのキーワードで検索する人は、まだディーブなファンではない可能性がある。
それはつまり、純粋に検索結果とインプレッションにつながるのでは?と考えたわけです。こうして見られやすい動画 に仕上げました。

あとは、まだ不完全な情報ですがサムネに書かれた文字もAIが読み取ってSEOに活かしている説。これも見られやすい動画 に踏まえました。



見られやすい動画 の宣伝

作った動画を見てもらう最も単純な方法は、SNSなどに「動画をアップしました」と載せることです。
自分のフォロワーなどがその投稿を見て、リンクを踏み、動画を見てくれる可能性があります。しかしこれは「見られる動画」であって、「見られやすい動画 」ではありません。

そこで今回は、1回だけ私のFacebookにお知らせはしましたが、それ以外の宣伝は一切していません。
Facebookもお友達数はたかが知れているので宣伝効果はほとんどないです。というか、これも実験のひとつです。

したがって、本来見られやすい動画 を作り、それで視聴者を集める場合は、自分自身のコミュニティーにも拡散をしていくような努力が必要です。
トップYouTuberなんかも、動画上げたらTwitterでお知らせしたりしますよね。それと一緒です。
逆に言えば、宣伝しない=YouTubeをはじめとした純粋な検索結果である、とも言えますね。



見られやすい動画 と人気のある動画は違う

そもそも人気がないと動画が見られない、と思っている人がいます。
あながち間違いではないですが、しかし正解ではありません。見られやすい動画に仕立て上げることは可能です。

少し考えてみましょう。
確かにトップYouTuberの動画は見られやすいです。これはチャンネル登録者数が多く、新しい動画をファンが待っている、という意味で見られやすい動画です。
閲覧数が多ければ、検索結果の関連動画として見られやすい。
これは、広告に貼られた動画を見てもらった方がYouTube自体の収益にもなりやすいからで、必然的に見られやすい動画としてのランクが上がります。

ですが、それは「投稿者の動画が見られやすい」のではなく「その投稿者だから見られやすい動画」と言えます。それができるのがトップYouTuberです。

しかし、その他大勢のほとんどのクリエイターや投稿者は、多くのファンを持っていません。ですから、検索項目で自分の動画が表示され、試聴され、チャンネル登録をしてもらう、ということが必要になります。
そう言った意味で、見られる動画を作る仕掛けはとても大切です。



見られやすい動画 はこう作る

さて、いろいろ語ってきましたが、今回の実験で分かったことから、見られやすい動画の作り方を考察しましょう。

今回の動画は、この執筆現在で視聴回数が78回。
非公式ですが、動画投稿から約2週間で大体50回くらいでした。
同じキーワードでも著しい閲覧数の上昇がない場合、検索結果としては新しいほどに上位に表示されます。そう言った意味では、順調に順位を落としていると思って良いでしょう(笑)

また、今回のキーワードとして意図的に設定したのは「乃木坂46」と「梅澤美波」さんです。それがGoogle検索か、YouTube検索かによって閲覧は異なりますが、どうやらYouTube上で検索された方が圧倒的です。

そして意外だったのが「梅澤美波」さん単独の検索で約8割の検索結果を持っていってしまっています。

これらの結果から、「梅澤美波さんを対象とするファンの方が動画を見つけ、それを再生した」ということがわかります。
また、動画から離れているのがだいたい17秒くらい。動画的には、私が梅澤美波さんのお名前を出した瞬間で、おそらく「うわキッショ!」って言って離れている感じでしょう。

これらを総合して考えると、見られやすい動画を作るにはこんなことが言えます。

  • メジャーなキーワードを作る
  • 複数検索にも引っ掛かるように、キーワードを組み合わせる
  • サムネをこれ以上にないほどわかりやすくする
  • 動画の本質に触れるのは後半以降

まだありますが、これより深く知りたい場合はお知らせください。コンサル承ります(笑)

注意して欲しいのは、今回のお話で作れるのは「見られやすい動画」であってファンがつく動画の作り方ではありません。
ですが、「そもそも見られない限りはファンも何もないやんけ」ということが戦略にある方には、とっても重要な情報でしょう。



見られやすい動画と割り切るのも大事

いい動画を作る、ためになる動画を作る、というのはとても大事なことだと思います。
まして、動画投稿がこれ以上にないほどにメジャーになっている昨今、自分の考えを発信できるプラットホームを最大限に活用するのは非常に重要なことだと思います。

ですが現実的には、その動画は見られなければないのと同じとも言えます。そのためにはまず見られる仕掛けが必要です。

こだわりを持つのは大事だと思います。「これが伝えたいことなんだ」と絞るのも必要です。
そしてそれが、世の中のニーズにマッチしているかも知れません。
ですが、どれだけ大事なことを話していても、見る人がいるのといないのは全く意味が異なります。前者は情報発信ですが、後者は自己満足です。
もちろん、自己満足もありです。何より、今回のテスト動画は間違いなく自己満足です。(ただし目的のある自己満足)

もしあなたが動画を作り、それを多くの人に見られたいと思う場合、見られるための戦略が必要です。
あなたが動画を投稿し、チャンネル登録者数というファンを獲得したいなら、導線となる動画を作り、流れを作る戦略が必要です。
どう頑張っても、見られやすい動画がなければそのチャンネルは存在しないのと同じです。
目的と優先度に応じて、ある程度割り切るのも必要かもしれません。

見られたくばある程度のこだわりは捨てよ。
さもなくば、他を羨むことなく実現できる方法を実行せよ

ということですね。





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