危険が迫る!仕事もパパも頑張るあなただから陥りやすい落とし穴
こんにちは。
クリエイティブデザインラボの岩崎です。
学校教育が変わりつつある中で、実は起業の採用方法もここ数年で大きく様変わりしていることにお気づきでしょうか。
私を含め、今30代後半から40代半ばくらいの人は、就職活動に関して『ホームページでエントリーしてメールで企業の採用担当とやり取りする』というやり方の先がけでした。
それ以上の年代の方は、企業にはがきを書いたり大学に届く専用の用紙を使ってエントリーしていました。
今はリクナビを始めとした専用サイトがあり、あらかじめそこに個人情報と統一フォーマットのエントリーシートを準備し、そのサイトから気になる企業にワンクリックでエントリーできる時代です。
そのような、気軽なエントリー方法に変わっただけでなく、面接のほかにグループディスカッションや演説系の自己PRを採用したり、中には動画を送ってある程度まで選考を進める企業まで出てきています。
何が大きく変わったのか
ここ数年で大きく変わったのは、“手間の解消”と“人間性の確認”でしょう。
実は日本という国、学校教育と企業でそれぞれ求める人物像が違います。
6歳で学校に入り、21歳前後で就職活動を始める約15年間は、『個性よりも協調性』『自分の10歩よりも皆の1歩』を重視してきました
しかし企業は『個性』や『独創性』を重視するという、真逆のことを求めます。
言ってしまえば、そこで器用に切り替えられる人間こそが能力のある人間なのですが、だいたいの人はそうはいきません。そういった意味では、大企業が優秀な人間をふるいにかけるという意味では、非常に良い方法だったとも言えます。
30代後半以降の人たちは、学校でも企業でも『従順であること』や『組織になじむこと』
をよしとしてきた時代でした。
しかし、外資系の文化が当たり前に入ってくると、これが変化を起こします。
20代後半の人たちは、個性は大事にしながらも、組織には従うことを是とされてきました。
そして今、個性を出し組織に変革を及ぼせる人材が求められる時代になってきています。
30代後半以降の人たちが歩いてきた社会人としての常識の道は、今根底から覆されようとしています。
それが学校教育の変化です。
これから育っていく人の特徴とは
自分の意見を発信すること、意見の多様性を理解すること、論理的に考えること、それを話せること。
いわゆるおっさんといわれる世代の人たちにとって、もっとも難しいことを、これからの学校教育では導入します。
つまりそれは、子どもにとってその思考が常識になる、ということ。
そんな教育を受けた子どもたちが社会に入ってきたら、企業に入ってきたら。
常識はどうなるでしょうか。そして、近い将来、どのような環境変化が訪れるでしょうか。
次回は具体的に、それを予想していきます。