なぜなぜ5回が子どもを追い詰める

こんにちは。クリエイティブデザインラボの岩崎です。

 

できる限り更新したいこのブログも、なかなかはかどりません。まじめにやろうとすると、怠惰な自分がそれを阻害するというあまりよくない状況が生まれるので、この環境を打破するために色々と画策しなければと思っています。

 

子どもの教育になんでも取り入れる人

さて、教育家が『こうするとよいといっていたから』という理由で子どもの教育に安易にその教えを取り入れる人がいます。

 

もちろんそういった行動力は素晴らしいものですが、使い方を誤ると飛んでもないことになります。

 

子どもとのコミュニケーションや、話の本質を引き出すために『なぜ』を繰り返すといい、という話をよく聞きます。これ自体は間違っていません。

しかしこれ、『何に対して「なぜ」を使うか』で、子どもの見識を広げることができると同時に、子どもの心を破壊することもできます。

 

 

アメブロでもかつて書きましたがこの使い方を間違う親が実は多い。

さて、なぜなぜ5回というのは先ほどの笑い話のように、原因を追究するにはとても良い手法です。

ですからビジネスの現場でも活用される訳ですが、これを誤った使い方をする人が、実はすごく多い。

ぶっちゃけ、人材育成系のコンサルやコーチの人でもやらかす人いますからね?

 

例えば、子どもがピアノを練習しているけどうまく引けないとき。

親:「また間違えた。なぜいつもそこで間違えるんだ?」

子:「ここだけいつもつまずくんだ」

親:「練習しているのに、なぜいつも同じところが弾けない?」

子:「わからない・・・」

親:「なぜうまく弾けるように工夫しようとしない?」

子:「がんばってるんだけど、ここに指がうまく動かない」

親:「言い訳しない。なら、なぜ弾けるようになろうとしないんだ?どれくらい練習しているんだ?」

 

・・・ちょっと大げさな例ですけど。ピアノでなくて、算数の計算でもいいです。

この場合、親は『弾けない能力』つまり、子のスキルについて『なぜ』を繰り返しています。お気づきの通り、「弾けない」が事実ですから、『なぜ弾けない?』と問われたところで、

 

弾けないものは弾けません。

 

むしろ、これは、弾けない子の能力に対して追及が始まっています。これでは弾けないことに負い目を感じ、次に弾けなかったら・・と負のプレッシャーになります。

 

こうやって、なぜを繰り返して子どもを追い詰めている親は意外と多い。

 

そしてこういうんですよ。

 

あなたの為に言っているの、って(笑)

・・・・バカですね。

 

・・・・・失礼。

 

『なぜ?なぜ?』と掘り下げていくのは、“事象に対して”のみ有効です。

 

エジソンは1万回失敗した・・などと言われますが、この失敗には『なぜ』というのは有効です。

 

『なぜ失敗したのか』

『なぜこの素材では耐えられないのか』

『なぜこの間の素材の方が長く光ったのか』

『なぜこっちの素材は有効なのか・・・・』

 

こういったことを繰り返すと、有効な素材にたどり着きます。

 

しかし、間違った親は

『なぜ失敗したのか』

『なぜその素材を選らんだのか』

『なぜその素材だと行けると思ったのか』←ここまではOK

『なぜもっと考えないのか』

『なぜ○○を試さないのか』

といった具合に、原因を追究する振りをして、その人の判断を責め立てているのです。

うまくピアノが弾けないなら、上手く弾けるようになるメカニズムを考えてあげればいい。

『なぜ練習しない?』は無意味です。そもそもアタック方法が間違っていれば、練習そのものが無駄だからです。

 

算数の計算ができないなら、どうやったらケアレスミスをなくすのか、どうやったら数式を当てはめられるようにするかを考えるべきです。それなくして、ドリルを大量にやって数をこなすのは、はっきり言って遠回りです。

 

 

この夏休み、子どもには多くの発見があったのでは?

そこで知ったこと、感じたことをなぜだろう?と考えるのはとてもいいことです。

 

そしてそれをまた自分で再現したり、新しく自分のものにしようとするのなら、次に『どうしたらできるだろう?』と考えましょう。

 

 

何度でも言います。

『なぜ?なぜ?』は相手の考え方や行動、能力に対して使ってはいけません。それは、相手を追い詰めることになります。

本質を知るすべとして安易に使う質問が、実は子どもを追い詰めていることがあります。

 

できない事に、「それはなぜ?」

やりたいことに「どうしたら解決できる?」「どうしたらできるようになる?」

 

そう聞く癖を付けましょう

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です