朝起きない子供 が起きるようになる方法

朝起きない子供 にイライラして朝から「起きなさい!」と怒鳴って、それでも起きない子供。
にもかかわらず慌てて起きてきて、「なんで起こしてくれないんだ!」となぜか悪態をつく子供。
「起こした」「起こしてない!」で朝からバトル勃発!

こんな日々を抱えているお母さん、多いのではないでしょうか。

朝からこんなやり取り疲れてしまいますが、もし、このやり取りがなくなったらもう少し心穏やかに日々を過ごせるのではないでしょうか。

じゃぁ、子どもが自分で起きるようになる方法があるの?
と、思うかもしれませんが、実はあります。
絶対ではないですが、効果的な方法があります。

ですが、そのためには親としてもあることを心に決めて頑張らないといけません。
これができると、いつの間にか子どもが自分から起きるようになります。
解説します

朝起きない子供 はなぜ起きない?

大事なことですよね。まずは背景を理解しましょう。

肌感覚ですが、このようなやり取りが発生するのは中高生が多いです。
その中で、思わず考えてしまうのは
眠れる環境であるか
ということ。

これにはいくつかの事例があります。簡単に上げるなら、
・受験などで周辺環境が変わった
・思春期真っ盛りで色々イライラ
・スマホなどで夜更かし

など、つまるところ、入眠と安眠を妨げる要件があるのではないか、ということ。

これらはすべて方向性の異なる問題なので、この問題を解決できる1発の方法は存在しません。
受験は環境づくりだし、思春期は時間が必要だし、スマホは家族観でのルール運用が必要です。

ですが、これは「眠れない」問題であって「起きられない」問題ではない。
では起きない原因は何か。

一つは
親が起こしてくれるという安心と甘え
です。
子供にとって、”お母さんに頼んだ”はいうなれば最強のお願いです。自分が起きなくても起こしてくれるだろうという甘えと信頼がそこにあって、だから起きません(笑)
寝たいと起こしてくれるがさらに水門を助長させるのです。
あと、絶対に起きないと系内という緊張感もない、ということもあります。

ということは、起きないのであれば起こさないのが最適解の一つということになります。

朝起きない子供 は自己責任

朝、何度こしても子どもが起きてこない場合、お母さんは必死に起こそうとします。
なぜか父親が必死に起こすってあまりないですよね。

で、それは
・遅刻するから
・先生に怒られるから
・恥をかくから

みたいなことが主だと思います。
でも、実は実際に遅刻するのも怒られるのも恥をかくのも、子ども本人なのです。
だけど、なぜか親は自分事のように必死になります。

仮に遅刻の先にあるのが日々の学校でも、一生に一度のことでも、子どもの中で完結する問題であればそれは子どもの問題なのです。
親はまず、ここを割り切って客観的に考えられる視点が必要です。
視点を持て、というのであってそのように対応しろ、という意味ではありません。

朝起きないのは子どもの自己責任。
まずこのように意識しましょう。

朝起きない子供 が起きるようになる対応

子供に自己責任などと教えても難しいですし、甘えている子供は親に責任を転嫁する天才ですから、自己責任論は親が理解することであって、子どもに落とし込むことは必要ありません。
それを踏まえたうえでどうするか。

子供が起きるようになる方法は
起こさない事
です。

は?
って思いますよね。
でも、これがすべて。そんなん求めてないわ!と声が来こせそうなので、まぁ聞いてください。

いきなり明日から起こさない、というわけではないです。ちゃんと準備が必要です。
この準備をすっ飛ばすと大変なことになりますよ。

朝起きない子供 が起きる方法

大事なことは普段から子どもとコミュニケーションをとることです。
その中で、親が言ったことは親が守る、姿勢を見せることがまず必要。とはいえそんな難しいことはない。
例えばそこにあったものを片付けるとか、時間になったら〇〇するとか、要は有言実行です。
それをやりながら、子どもに起きて欲しい時間を伝えましょう。
子どもはどれでも起きるようになりません。
最初の内は引き続き起こすことが発生するでしょう。

そこである時、子どもにしっかりと伝えます。
「明日は起こさないから自分で起きてね」と。
ちなみに、その起こさない日は子どもに学校があったり出かける予定があったりする日が有効です。
というか、そういう日でないと意味がありません。

起こさないと伝えたときは必ず返事まで聞きましょう。出ないと、朝「そんなこと聞いてない」となります。

そして朝。ほんとに起こしません。
起きる時間に起きてくればもうそれでOKですが、起きてこないこともあり得ます。
そんな中で、起きる時間になっても、ドアも開けない、声もかけない、様子も確認しない。
これが一番大変なのですが、この態度を徹底します。

モヤモヤします。
そわそわします。
それでも、グッと我慢。

そうすると、慌てた子供が飛び起きてくるでしょう。
そしてこういいます
「なんで起こしてくれないの!」

ですから、こう反しましょう。
「おはよう」
「起こさないっていったでしょう」

親としては朝起きない問題はこれで終わり。

嫌味の一つでも言いたいところをこらえて、「朝ごはんは?」と普段通りの対応にします。
怒らない、いじらない、後引かない。

必要であれば、その日の夜も「明日は起こさない」と伝えましょう。
ふざけんな!と子どもは思うかもしれませんが、それでも本当に起こされないと焦り始めます。
「お母さん、まじで起こさないぞ」と。

そこに焦りが生まれれば、子どもは自ら起き始めます。

朝起きない子供 とは根競べ

朝遅くおきて慌てていると、嫌味の一つでも言いたくなりますよね。
ほらご覧、と上から目線で言いたくなりますが、そもそもあなたもなにかミスをしたときに嫌味言われていい気はしないと思います。
それと同じように、子どももそう感じます。

自分がされたらいやなことなので、親は子供に平気でやるというなんとも不可思議なことがよくありますが、くれぐれもそうならないように。

学習定着と睡眠には大きな相関関係がわかっていますし、10代において睡眠はとても必要です。
受験勉強で睡眠時間を削って勉強時間を確保しようとする人がいますが、これは本当にお勧めできません。
むしろ、睡眠時間を確保したうえで、勉強時間を決め、余計な時間を削っていくスタイルの方が効率も効果もいいものになるでしょう。

ちなみに、この「明日は起こさない」はいきなりやってはいけません。
ちゃんとコミュニケーションをとって、親が有言実行の姿を見せながら行ってくださいね。。

でも、親の本気が伝われば、子どもは絶対に変わります。

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