子育て情報は日々アップデート
こんにちは。
クリエイティブデザインラボの岩崎です。
前回のジェンダーとイメージカラーは自分でも驚くほどにアクセスがありました。特に反響を頂いたり、というわけではないですが、それでも関心の高さをうかがわせます。
せっかくですから、この流れをうまく活用して、一人でも多くの方に色々と届けられたらと思います。
情報のアップデートは必要
子育て関連の続き。
子育て話でよく出てくるのが、「かつての正解事例」をいまだに信仰する年配者のお話でしょうか。
かつてよいとされてきたことも、時代の流れや価値観の変化、医学的な根拠に基づいて、今の時代はふさわしくないとすることが多くなってきました。
最たる例の一つとして、「ネット情報に頼ることへの嫌悪感」なんてのもありますね。
何かといえば、「若い人はすぐにインターネットを頼りにする」「すぐに調べる」という文句。
まぁこれ、ある意味そのテクノロジーを使いこなせず、利便性を理解できない人の嫉妬だと思うのですが(笑)
そんなこというと大変なのでそこはあえて伏せましょう。
どうも一部の年配者は育児書を見たり、自分で調べたり、聞いたりすることが大切だと思うようです。
もちろんその姿勢は大切です。が、例えば10年前に小児科が書いた記事と、先月小児科が有料会員に向けた専用サイトで開設した記事。同じ症状だったらどちらがより信ぴょう性が高いか、ということです。後者は研究されていない・・・という意見もありますが、10年前の書籍も出版段階で研究されていた証拠はありませんし、何より、新しい情報が10年前当時よりも多くの情報で書かれていることがわかるでしょう。しかも有料ならなおさらです。
本の内容は、本棚で10年間眠っていても変わることはありません。つまり10年前で時がとまりアップデートされません。
それに比べてネット情報は日々アップデートされます。
もちろん、直接専門医から話を聞くことほど信用にたるものはありません。
ですが、それがかなわない場合は、ネットから情報を得るのは方法の一つなのです。そしてそれは、昔の価値観を大きく変えるほどに力を持っています。(ただしネット情報は玉石混交。素人の意見がそれっぽく見えるときすらあるので注意)
テクノロジーは悪ではない
「youtubeに子育てをさせるのは悪い」という意見もあります。
もちろんんそれにどっぷりつかって一日が終わる・・・とかはさすがによろしくないですが、私は幼少のころからタブレットを使用することは悪いことだと思っていません。何より、これからの時代に必須のアイテムですから、むしろ違和感なく使わせたい派。
youtubeは一歩通行だ、という意見もごもっとも。ですが、手が離せないときに言葉をシャワーのように浴びせてくれるという側面は、悪くないと思います。
つまり、
絵本を一人で読むのはよくて、youtubeがだめ。
本で調べるのはいいけどネットで調べるのはダメ
ということに、論理的な根拠みたいのは一切ないんですね。そこにあるのは、変えられない価値観の押し付けと、自分も苦労したから今の人も苦労しろ、という意味不明な押し付けが少なからず入ってくるものだと思います。
先人の言葉を大切にしつつも。。。
先人の言葉は大切です。経験から紡ぎだされるその言葉は、とても価値のあるものでしょう。ですが、それを全て受け止めたり、真面目に考える必要はありません。そんな考えもあるんだな、と受け取ればよいでしょう。
そのためには、「自分の子育て方針はこれだ」という確固たるものを持つ必要がどうしても出てきます。
ですが、それは最初からあるものではありません。少しずつ養われていくものです。
現在のテクノロジーを使い、現代の子育てをする。そこに悪いことは何もありません。
あとは、躾をしっかりとおこなうこと。
テクノロジーは情報はくれますが、教育やしつけをあなたに代わってしてくれるわけではありません。そこだけは、間違えなきよう。